コカ・コーラの「フィストバンプ(拳のぶつかり合い)」キャンペーン

Nödo · 29 abr 2015
コカ・コーラはラテンアメリカ向けに「フィストバンプ」をテーマにしたキャンペーンを展開。真の友情とサイバーいじめへの対抗を訴え、感動的なショート動画や多様な広告を通じてメッセージを伝えます。
コカ・コーラは「フィストバンプ(拳のぶつかり合い)」をモチーフにした一連のデザインを用い、ラテンアメリカでキャンペーンを開始しました。真の友情というメッセージを通じて、困難な時期に友人のために何ができるかを10代の若者に問いかけています。Pereira & O’Dellが手がけたこのキャンペーンには、Webショート動画、ソーシャルアクティベーション、モバイル施策、印刷広告、テレビCM、ラジオスポット、パッケージデザイン、屋外広告が含まれています。
コカ・コーラの象徴である赤い背景に白いリボンというデザイン(2012年のカンヌでOgilvyが使用したものとは異なります)を活かし、フィストバンプの動作を模した一連のグラフィックが制作されました。これは一体感の象徴であり、デザイン内では、スタイルやアイデンティティが異なる、相反する二つの腕が描かれています。
以前のスーパーボウルにおいて、コカ・コーラは「good vibes(良い雰囲気)」というスローガンのもと、いじめ(bullying)に反対するキャンペーンを展開していました。近年深刻なこのテーマですが、当時の内容は現代の10代が直面するリアルな課題を反映できていないという指摘がありました。しかし今回のキャンペーンは、特にcyberbullying(サイバーいじめ)に対して、明確かつ直接的なメッセージを投げかけています。
このキャンペーンは非常に感情に訴えかけるトーンで構成されており、ハッシュタグ「#VerdaderoAmigo(真の友達)」が添えられています。思春期に分かち合う時間は、アイデンティティや帰属意識を形成すると示唆しており、それがショート動画を通じて伝わってきます。動画の中では、10代の若者たちが、勇気を必要とする恥ずかしい瞬間に友人をかばう姿が描かれています。
こうしたキャンペーンは、心に残る非常にエモーショナルなストーリーを伝えます。これはまさにコカ・コーラらしい手法です。しかし、作品のトーンは高い感情レベルにあるものの、フィストバンプのグラフィックに関しては、そのメッセージが同じようには伝わっていないという意見もソーシャルメディア上では見られます。
以下にグラフィック作品とテレビCMを掲載します。このCMには、アメリカのバンドOne Directionの楽曲が使用されています。